消耗品の交換時期

車を安全に走行してもらう為には、交換が必要な消耗パーツが出てきます。車検時の法定点検の際に、ある程度の対応できますが、交換サイクルが早いものや、車検から半年~1年後くらいで換えなくてはならないパーツ(事前にお伝えしております)は、最終的に車の所有者の判断になることが多々あります。知っておくと大事に至りませんので是非ご確認ください。

この部分は見て欲しい点検項目

5000km毎 エンジンオイル
エンジンオイルの交換は、とても重要です。5000㎞または半年に1回のペースで交換をおすすめします。オイルを交換しないと最終的にはエンジンが焼き付き動かなくなりますので注意してください。また、しっかりメンテナンスをすることで車の寿命を伸ばす効果があります。
10000㎞毎 オイルフィルター
オイルフィルターは、エンジンオイル交換の2回に1回するのがベスト。エンジンオイルの汚れを取り除いているフィルターは、交換しないとエンジン内に汚れが増えて潤滑不良が起きます。
2年に1回 ワイパーブレードゴム
ワイパーのゴムの部分は劣化が進むにつれ拭き取りづらくなります。晴れている日に比べ、雨の日は視界が悪く事故の比率も高くなります。定期的に交換をして、視界を良好に保つことが危険を回避することにつながりますので、メンテナンスは欠かせません。
2~3年に1回 バッテリー
バッテリーの交換は、おろそかになりがちですが、夏や冬のエアコンを使用する時期に消耗しやすく、突然エンジンスターターが動かなくなることもありますので定期交換をおすすめします。
40000~50000㎞毎 タイヤ
タイヤの溝が減るので交換時期がわかりやすいのですが、タイヤは劣化するので溝の深さに関わらず5年程度で交換されるのがベストな状態です。メンテナンスを怠ると大事故にもつながるので定期的に交換しましょう。

知っておこう修理工場にお任せ項目

2~3年に1回 ラジエター液
エンジンの冷却に必要な液体で、水の凍結や腐食を防止するLLCが含まれています。ラジエター液が劣化するとオーバーヒートの原因となります。車検ごとの交換をおすすめします。
2~3年に1回 ブレーキオイル
長期間交換しないとブレーキの制動力が低下してとても危険です。劣化したブレーキオイルでのブレーキを多用する状況下では、普段効くブレーキが効かなくなる場合もあります。車検ごとの交換をおすすめします。
40000~50000㎞毎 ブレーキパッド
ブレーキをかける度に摩擦ですり減るパーツです。車の使い方で寿命は変わりますので距離は目安にしてください。自分で確認するのは難しい部品なので、定期点検は必ず受けてブレーキトラブルを未然に防ぎましょう。
40000km毎 エアクーナ―
エンジンに取り込まれる空気のフィルターです。汚れや目詰まりで加速不良や燃費が悪化する原因となります。車検や定期点検のチェック時で問題ありません。
100000㎞毎 タイミングベルト
エンジンの点火部やバルブ開閉のタイミングに関わる重要な部品です。このベルトが切れるとエンジンが動かなくなり、多額の修理費用がついてきますので必ず交換してください。